絶望の後ろにあるもの〜ヘルマン・ヘッセの言葉から〜

絶望の後ろにあるもの

こんにちは。スタイル訪問看護ステーション 看護師の中村浩美です。

皆さんは、ドイツの作家。
ヘルマン・ヘッセのこの言葉を知っていますか⁇

「神が人に絶望を与えるのは
その人を殺すためではなくて
新しい生命を呼び起こすためである」

新しい生命を呼び起こすため♫

素敵な言葉ですねぇ。

その時 その瞬間は
望みがないように見えたとしても。
人の中には

新しい自分を歩むことができる
“ほかのパターンの自分”が
ちゃんと 備え付けられているんですよね。

希望と可能性はいっぱいある。
しかも その人の中には もう すでにある。

訪問場面や日常の中で。
今 、目の前にある
今はまだ、希望が見えない状況に、
未来を信じられないと言う人に 
出会うことがあります。

過去のうまくいかなかったことが、
繰り返されると勝手に思い込み、
どうせ出来ないと未来を信じられない。
そんな時って、
けっこう、本人はもちろん、
周りの人も一緒になって、
その人の可能性を信じていないことってあります。

薬がやめられない。
わかっていて、薬に頼ってしまう。

きっと、良くならない。
きっと、今までと同じように、
また、薬に手を出すにちがいない。

本人はもちろん、
周りも
そう信じているような
言動や行動を見かけることがあります。

もしかしたら、
本人は希望が見えないとしても。
周りが、信じて待つ。
いままでは、
うまくいかなかったかもしれないけど、
この先、うまくいく可能性はある。
そう、信じて。
本人の気づきや 行動を 起こすように
ひたすら 働きかけ続ける。
いつか、届くと信じて。
相手を変えるのではなく、
自分が出来ることをひたすらアプローチを変えて届けつづける。
なんだかわからなくても
待つ。
信じる。
それが出来た時。

本人と、見守る人の間に
変化の循環が
始まるかもしれませんね。

今は 薬に頼っているけど。
未来は、薬から卒業して
本人の持ち味を存分に発揮できる日がくる可能性はある。
そのために、
たくさんの人が関わり、
ご縁を通して、
生きて 生かされているんだから。

そんな未来を みんなで信じて
解決に向けた行動を起こしてみる。
ダメなら改めて違う行動をしてみる。
行動や言動を変えてみる。

そうやって
自分の中の
新しい命を呼び起こすという
チャンスをつかみにいってみませんか⁇

目の前の人を。
そして、
自分を。
信じたい。
そう、思った時。

神が人に絶望を与えるのは、
その人を殺すためではなくて、
新しい生命を呼び起こすためである。

ヘルマン・ヘッセの言葉を思い出して、
目の前のうまくいってないように見える出来事の後ろには
新しい命を呼び起こす
ギフトがまってるかも♫
そう、思えたとしたら。

少しばかし、
過去のうまくいかなかったことに
がんじがらめにさらて、
どうせこの先もうまくいかないだろうという
勝手な後ろ向きな思い込みに飲み込まれることなく、
まだ見ぬ明るい未来を
自分も。
相手にも。
信じて待ってみたい♫
そんな 気持ちが、
生まれてくるかもしれませんね。

一つの出来事も
見方しだい。
意味づけしだい。
同じ見えない未来を
大切な 限りある 命の時間を使って
思い描くのであれば。
ご機嫌になるような
明るい未来を描いて 信じてみませんか⁇